FPSを音で攻略

音をききわける

もういやというほど音について書いてきました。
音についてはこれが最後の記事になると思います。

 

音による情報の大切さが少しでも分かって頂ければ
自分に合ったヘッドセットを探すのは比較的簡単なことです。

 

メーカーの特性

SteelSeries
高音に強く、低音とのバランスが良くFPSに特化している為プロゲーマーの使用率が高い

 

Sennheiser
比較的低音と高音の両方に強く、FPSプレイヤーの評価は高いです。

 

Razer
若干どちらかが強い印象。両方に強いとも言えるが両方とも普通とも言える。装着感が良く安定性も良い。

 

Creative
有名なサウンドカード生産メーカー。Sound BlasterやOmega Wirelessの性能は良いがそれ以外が・・・

 

Ozone
耐久性は低いが安価でなかなかの性能。高音に強いというよりは低音に弱い。マイクに難あり

 

Logicool
一概には言えないが価格が高くなるほど高音に強くなっていく。

 

Zowie
低音に強く装着感は良く耐久性も高いので一部のプレイヤーに絶大な支持を得ている。

 

Sharkoon
低音と高音の両方に強いが価格が高めなことと値段相応の性能で幅広くユーザーを得ている。

 

EarForce
低音にやや強めだが性能はそこまで良くはない。あくまでも値段相応。マイクに難あり。

 

FPSをプレイするのであれば個人的なおすすめは

SteelSeries

Sennheiser

Razer

の3つ。

 

FPSゲーミングヘッドセットランキングをみる

 

質の違い

所謂、安物のヘッドセットでは音の立体感が違います。
この立体感とは例えば、マップ特有のBGMや音がある場合、
ある程度のヘッドセットであれば確実に分けて聞こえます。

 

しかし、安物になればなるほど、同じフィールドで聞こえてしまいます。
これはどういうことかと言うと、BGMなどの発生箇所が分けられているにも関わらず
同一の音、もしくはそれに準ずる音として拾ってしまいます。
BGMなどが足音や銃声をかき消してしまったり
重なった場合に銃声のほうが小さく聞こえてしまったりすることです。

 

経験上1,000円〜2,000円程度のヘッドセットに多くあります。
足音や銃声は距離によってその音の大きさなどが変わります。
慣れてくると撃たれた場所は分からないが距離的にあの辺りだから恐らくあそこから撃たれたのだろうと、
判断することが出来ます。

 

しかし、この立体感がないと、もはや音は情報ではなくなってしまいます。
どれほど優れたヘッドセットでもイヤー部分は左右の2つしかありません。
立体感や音質の違いによって正確さも変わってきます。
その立体感は「7.1ch」などになると凄まじく分かりやすくなっています。

 

音の強さ

大きく分けると「低音」、「高音」 の2つのどちらが強いかです。

 

低音に強い
・やや近めの足音
・銃声
・投げ物

 

高音に強い
・やや遠目の足音
・銃声
・設置音/解除音

 

これらは極端に強い場合に聞き取りやすい音なので、
実際にはどちらが強くても非常に聞き取りやすいのですが・・・

 

ゲーム音を小さくしていると、やはり遠くの音は聞き取り辛く
より遠くの高い音を聞きたい場合は高音に強く
より遠くの低い音を聞きたい場合は低音に強いものが良いでしょう。

 

高音に強いものを選ぶと全体的に音が高くなります
本来聞こえにくい音域のものが高くなることで聞き取りやすくなりますが
長時間使用すると聞き疲れてしまう可能性があります

 

低音に強いものを選ぶと全体的に低くはっきりした音になります
しかし抜けが悪いものを選ぶと音の発生方向が遠くなればなるほど曖昧になってしまいます。

 

両方に強いものは両方の利点を合わせたものですが比較的高価なヘッドセットになってしまいます。
例を挙げるとSennheiser PC360などですね。

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